今回のコロナ禍を発端に新しい生活スタイルやニーズが顕在化しており、もはやコロナ以前の生活や常識に戻ることはなく、今後は「物事の本質がより重要になり、無駄なモノに対する価値がなくなる」社会になっていくと考えております。
働き方においても、今までの常識下における無理無駄を排除し、柔軟性、多様性を重視した新しい常識やスタイルが生まれております。
また、消費者のニーズとして「人と集まりたい」、「人と楽しい時間を過ごしたい」という本質は変わりませんが、他の選択肢がないから取りあえずという消極的な過ごし方や空間の価値は下がり、今回生み出された新たなデリバリーシステムや産地直販の美味しい商品を手軽に手に取ることができる価値はさらに高まっていくと思います。
生産性の向上に加え、フードロスの問題等に積極的に取り組むために、2020 年3月に株式会社ラックランドにより当社が設立され、今後の水産加工業に向き合う研究所として活動を開始いたしました。
新たなる時代へ向け、労働集約型であった水産加工業においても、DXも含め研究開発や技術革新が必要になってくる中、大きな投資が行えない中小の加工場に対しても、我々が事業を行って蓄積したノウハウをシェアしていくことで、水産加工業に貢献できる企業になっていきたいと考えております。
今後も一層のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。